パパの仕事は育児カウントされない…

ママのワンオペ育児は大変だから「パパはイクメンになって!」という世の中の流れのおかげで、今はイクメンパパが増えてきています。

子供の成長はあっという間。だから育児にパパが参加して、子供の成長をしっかり見て、ママの負担を減らしてあげる…というのは素晴らしいことです。

でもね、ママの大変さには「ワンオペ育児」という名前がついていますが、パパは??

パパは外で仕事をしている時間、全て楽ではないのです。ノルマがあったり、人の失敗でも一緒に誤りに行ったり、人間関係や職場環境・待遇で悩むこともあるでしょう。

そんな時「家族のために」「子供のために」と、何度打たれても倒れないボクサーのように外で戦っている。

独身だったなら転職だって考える…という状況でも、見えないところで家族のために耐えている。

ですが不思議なことに、仕事は全く「育児」としてカウントされていないのです。

「育児環境」や「生活」を支えるために働いていても、直接関わっていないと「育児」として数えてもらえない。

外で辛いことがあった時、家に帰ってきて「何もしてくれないパパ」として家族から認識されていたら…

働くパパの居場所はどこにあるのでしょうか?

知っていますか?

産後うつで悩むのはママだけではないこと。

パパも産後うつになるのです。

だからと言って、パパは仕事でストレスを抱えるから、全く育児をしなくていいと言っている訳ではありません。

パパとママ、お互い見えていないところをちゃんと見つめ直して、話し合って、子育てを通して一つの「家庭」を時間をかけてコツコツ作って欲しいのです。

自分の大変さだけ主張せず、時には相手の立場になって考えることが大切。

そうやって築いた「お互い尊敬し合える関係性」は、きっと子供たちに良いお手本になるのではないでしょうか?

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